電車で琵琶湖へバスフィッシング。
電車釣行のポイントから実釣までをわかりやすくレポート。
各ルアーごとの使い心地も参考になります。
ハムきち様よりメガバス トライザのモニターレポート
今回、メガバス様の3ピースロッド「トライザ F4-69XTZ」のモニターをさせていただくこととなりました「ハムきち」です。
普段の釣りはバスをメインに行っております。その際には車を持っていないため単独での釣行の際には電車を利用することが多いです。
電車での移動となりますと1ピースロッドの携帯は不便かつ周りの迷惑となりますため、使用するロッドはすべて2ピースロッドで揃えています。
2ピースロッドは携帯しやすいとはいえ、それでも傘ほどの大きさがあります。
複数本をもつとそれなりにかさばり移動中にコンビニなどに立ち寄るのも億劫となります。
携帯性を求めてテレスコのモバイルロッドを使用したこともありましたが、感度・飛距離ともに満足のできるものではなくタンスの肥やしとなりました。
さて今回の「トライザ」ですが3ピースロッドです。
私は「3ピースロッド」というものは使用したことがありませんでした。
先のテレスコロッドの1件より、2ピース以上の分割・携帯性を求めると満足に釣行できないという先入観より、購入の選択肢から完全に除外していたためです。
今回モニターとしてテストさせていただける機会をいただきはじめて使用します。
普段使用しているロッドのひとつ「シマノ社 ゾディアス172H-2」と比べると長さにかなりの差があります。
トライザの電車釣行でのポイント
電車・徒歩で釣行するということは常にロッドを手に持っていなくてはいけないということです。
この長さの違いですが、実際に一日持ち歩いてみると結構な違いに感じました。
2ピースロッドをもって釣行される方だとわかると思うのですが、移動中にコンビニに入ったり、店を覗いたりするときにかなり気が引けます。
「トライザ」のサイズですとそのストレスがかなり軽減されました。
ロッドの袋が布地でおしゃれな感じなのも一役かっていると思います。
ロッド以上に電車釣行で悩ましいのが「ルアー」と「小物」の選別です。
車で釣行する際にはときどきに応じた一軍のルアー・ワーム、予備の着替えやタオル、雨具などを準備されるかたが多いと思います。
登山用のバックパックを使用すれば上記のすべてが携帯できますが、それらすべてを収納したパックパックを長時間背負うことはかなりの負担になります。
せっかくの休日に、ストレスの解消のために趣味の釣りに行っているのですから、できるだけ楽で快適な状況で楽しみたいというのが私の信条です。
ルアーは明邦化学のバーサス2つまでにしています。
1つのケースにどのような状況でも対応できるものを、私の場合はベイトでの巻物が中心ですのでスピンベイト・クランク・スピナベなどオールシーズン使えるものを準備し、メインはこれを使用します。
もうひとつのケースには釣り場や季節に合わせたものを選別するようにしています。
場合によっては持って携帯したいこともありますが、入らないものは持たないようにしてます。
雨具は状況に応じてですが、電車釣行は基本的に悪天候時には行かないようにしていますので携帯しません。
昔無理をして釣行してびしょ濡れで電車にのることになったときは悲惨でしたので…。
トライザ実釣
さて今回の釣行先ですが、梅雨前後の関西でバス釣りといえば間違いのない、琵琶湖の某工場裏に行くことにしました。
JR「比叡山坂本」より徒歩15分ほどのこの場所、コンビニがすぐ近くにあり便利です。
琵琶湖南湖ですと大阪市内よりJRで簡単にアクセスすることができます。
当日、始発で出発しました。
大阪市内からですと小一時間ほどかかりますので、通勤時間帯にかぶると立ちっぱなしになることになりますが、始発ですと確実に座ることができます。
現場に到着です。この時点で時刻はおおよそ7時。
ハイシーズンなのでボートたくさん浮いています。
電車釣行ですとどんなに急いてもこの時刻からの開始になるのがつらいところです。
タックルのセットは
ロッド メガバス社 トライザ F4-69XTZ(1/4 – 3/4oz.)
リール シマノ社 アンタレス
ライン G7 フロロカーボン 14lb
まずはロッドの使いごこちのテストのためトラブルが少ないこと、朝いちということを考慮してトップウォーターのプラグを投げてみます。
グリップが短めなせいでしょうか、普段のロッドと比べると幾分軽い気がします。
このモデルがファストムービングルアー全般からトップウォータープラグでの使用をおすすめしているこもあるのか非常に使いやすいです!
アクションも非常につけやすいです。
普段は「シマノ社 ゾディアス172H-2」「メジャークラフト社 コルザ CZC-69MH」を使用しています。
使用感は「メジャークラフト社 コルザ CZC-69MH」に近いです。
あと個人的に気に入った部分ですが、デザインです。
手元部分にイラストが印刷してあり、釣りをしている最中にチラ見えします。
細かいところですがデザインをきちんと重視してくれている感じがします。
性能も大事ですがデザインが気に入らない道具は私はあまり使用したくありません。
先にも書きましたが、釣りは趣味であり、ストレスの解消のためと考えています。
気に入らないものを一日使用していると気が滅入りますから…
7月も末、暑さがすごいです。
水分補給をし、湖に足をつけて涼を取りながら釣りを続けます。
トップでは出ませんでしたので、試しにジャッカル社のスピンベイト「デラクー」を投げてみました。
私はレンジの調整ができ、底の方も攻めることができるメタル系のルアーを複数個タックルケースに入れておくようにしています。
表層直下を巻いているとさっそく独特のビビビッ、というあたりがありギルが釣れました。
その後もギルが大量にかかります。
ティップはレギュラーテーパー表記ですがやややわらかな感じがし、しっかり先がはいるためフッキング性能はかなり高い気がします。
ギルの小さなあたりでもかなりの確率でフッキングします。
ウィードの面をかすめるようにリフト&フォールをしていると、竿に重みが。
メジャーがたわんでいますが、口閉じ45cmというところでしょうか。
「デラクー」ですがトリプルフックが一本だけのために結構バラすことも多いのですが、特に危なげなくランディングできました。
トライザ ルアーごとの比較
とりあえず坊主は逃れましたので色々なルアーで使いごこちを見てみました。
「マイキー(32g)」
スペックオーバーですがまったく問題なく使用できました。
「ジョインテッドクロー(2oz)」「ガンタレル(70g)」
さすがにこの重量のルアーはキャストに気を使います。「F5-70XTZ」でしたらストレスなく使用できるのしょうが・・・
「ヘビキャロ(1oz)」も試してみました。
テーパーのせいでしょうか、ややウィードが切りづらいです。
ウィードにルアーをつっこんでの釣りにはもう少し硬いほうがよいでしょうか。
ここであたりがありましたがバラシしてしましました。無念。
そうこうしている間に時刻は12時、今回はこれで切り上げることにしました。
帰りは昼食のときビールを飲み、電車で眠りながら帰宅です。これができるのが電車釣行の魅力です。
トライザ まとめ
総評ですが、非常に使いやすいです!
ヘヴィカバーでの釣りやビッグベイトを多様しない方、バーサタイルにプラグを使用したい方でしたらこのモデルで間違いないと思います。
これからはこのロッドをメインで使用していこうと思います!