掲載日: 2018/03/16
四国西南部のアオリイカエギング★ジャイアン流「低水温期でも釣っちゃう戦術」【ジャイアン氏連載記事No.19】
エギングin四国西南部 梶原氏のアオリイカレポート連載No.19
みなさん、3月に入りましたねぇ~!
四国西南部はというと、桜のつぼみも大きくなり春の兆しが見え隠れしてきました。
肝心の海はというと、こちらも三寒四温を繰り返しながら少しずつですが水温も上昇してきております。
しかし、基本的に海の中は遅れがちなので、まだ低水温期ではありますが・・・・・。
でも、みなさん!海の中にエギを入れていないと釣れるものも釣れませんよね!
ちょっぴりCRAZYな私は、どんなに風が爆っていても・・・・・、どんなに低水温期であっても・・・・・、やっぱりフィールドへ行ってしまうんですよね(笑)。
低水温期=釣れない。の法則は違うと思います。
だって考えてみてください!アオリイカたちもお腹が空きますし、どこかでは捕食しないと生命維持に関わりますからね。
では、今回は私流の「低水温期でも釣っちゃう戦術」をお伝えしようかなと思います。
アオリイカエギング「低水温期でも釣っちゃう戦術」〜フィールドセレクト
先ずはフィールドセレクトですが、やはりシャローよりはディープポイントを選択し、少しでも水温が安定する所を選びましょう。
この時季のアオリイカを釣るためには、この水温の安定が超重要でして、低水温期でも低いなりに水温が安定していることが大切!
水温変化に敏感なアオリイカは、コロコロと水温が変化することを嫌いますので、潮がよく流れて水温が安定するポイントを選択してみてください。
アオリイカエギング「低水温期でも釣っちゃう戦術」〜誘い方
そして次は肝心の誘い方です!やはり水温が低いと活性が下がります。
人間も同じだと思いますが、寒かったら暖かいところで暖を取り、動きたくなくなりますもんね(笑)。
では、この活性の低いアオリイカにどうやって口を使わせるのか? が、疑問だと思いますが、私の場合は春のデカイカシーズンと同じように、超スローに誘いをかけてあまりエギをキビキビと移動させないよう心がけながら、同じポイントでネチネチと誘うことを意識してゲーム展開しています。
アオリイカは縦方向に少しでもエギが動くと反応しますので心配はいりません。
そして肝となるのが超スローフォール! これで喰わせの間を長く取ることが大切!
シャクリばかりに目を奪われがちですが、アオリイカを釣るためにはフォールに拘らないといけません。
私の場合は、ロッドを使いながらラインを送るスピードを調整し、できるだけエギをスローに落とすようにしています。
エギをストンと落としてリアクションバイトを誘うことも、活性が高い個体が居ればできるのでしょうけれど、この時季はやっぱりジワジワと後ろから近づいてくることが多いので、スローフォールを心掛けることによって釣果に差が生まれてくると思います。
フォールにも、「フリーフォール」「カーブフォール」「テンションフォール」などがありますが、どのフォールを使えばエギをスローに落とせるのか? 疑問ですよね?
それは、これではないとダメ!っていうのはなく、各フィールドによってその日その日で状況は変わりますので色々と試してみてください。
私の場合は各フォールを巧みに織り交ぜながらエギをスローに落としていますけどね(笑)。
アオリイカエギング「低水温期でも釣っちゃう戦術」〜信頼できるタックル
そして最後に信頼できるタックルの存在も大きく釣果を左右してくると思います。
春のデカイカも同じですが、この時季のアオリイカのアタリも超繊細なので高感度なロッドと信頼できるラインの存在が大きいと思っています。
自分の右腕となってくれるロッドと、自分とターゲットを結ぶ唯一の生命線であるラインにも拘ってみてください。
困った時にはきっと助けてくれると思いますよ♪
そんなこんなですが、私流の「低水温期でも釣っちゃう戦術」で先月もバコバコ釣っちゃいました(笑)。
ぜひみなさん!このタフコンディションの中でからこそ発見も多くありますので、フィールドへ足を運びエギングを楽しんでみてください!
では、ぼちぼち春のデカイカシーズンに突入する四国西南部ですので、私もみなさんに負けないようにフィールドへ通ってきます♪
エギングの最新釣果はカンパリでチェック!
実釣で使用したエギングタックル
【 Tackle Data 】
●ロッド:エバーグリーン スキッドロウ インペリアル テクニマスター82L
●リール:DAIWA `17セオリー2508PE-DH
●エギ:ユニチカ エギエスツーβ 3.5号N
●PE:ユニチカ キャスライン エギングスーパーPEⅢWH 0.5号
●リーダー:ユニチカ キャスライン エギングリーダーⅡ 1.75号