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 先日、初投稿をさせていただきました角田(ツノダ)です。

 11月中旬の釣行予定日、京都府北部の日本海か、和歌山県の太平洋か、釣行場所の選定に悩みます。例年、9月、10月は、京都府北部から福井県敦賀にかけての日本海へ釣行し、11月に北風が吹き続けるタイミングで釣行場所を和歌山県や三重県の紀伊半島へと変更します。今回の釣行予定日、京都府北部は南風、和歌山県南部は南東風とどちらも、状況が良い。この2か月、日本海側にて、サビキで釣った小魚を活き餌に300グラムから500グラムのアオリイカを釣り楽しんでいましたが、ここ最近の状況で、和歌山県南部で例年以上にデカい(1キロ~2キロ)アオリイカが上がっている情報が入りました。アジが釣れアジを買わなくていい日本海か、アジを買わないといけない太平洋か、悩みましたが、デカいアオリイカとのやり取りを楽しみたい衝動から、日本海側から、太平洋へと、個人的な釣りシーズンを変えることに。(12月頃まで、日本海側でもアオリイカ釣りを楽しめます。日本海側にてサビキで釣った小魚を活き餌にアオリイカをウキ釣りで狙うファミリーフィッシングの参考にしていただきたく、私が登場させていただいた動画が、先日、四季の釣りHPから(関西の釣り人にお馴染みのテレビ番組ですが、番組が放送されていない地域の方に紹介できたらと思いました。)アップされました。良かったら見てください。

  “漁港でファミリーフィッシング ウキ釣りでアオリイカを狙う!/四季の釣り/2016年10月14日OA”

日本海側のタックル図

 釣行当日、昼2時すぎに、和歌山県白浜町椿の地磯に到着。

 和歌山県南部周辺から白浜町北部で、キロアップサイズのアオリイカが上がっている情報がありましたが、時期的に和歌山県白浜町北部から北は、夜釣りでアオリイカを狙ってアジを泳がせていると、太刀魚の邪魔が入る可能性が高く、釣れている地域の少し南側で太刀魚が入らない場所である白浜町南部の椿を釣り場に選定。ポイントに到着、海を確認すると、海の濁りなし、風は追い風微風、波なし等のアオリイカウキ釣りの最高のコンディション。さらに暖かく、すごしやすい。

 釣り座を準備

写真1

当日のタックル図

 こんな条件の良い釣り日和に、釣りができるのは最高の気分である。同行者の鈴木さんと、和歌山でのウキ釣りシーズンインを喜びあう。

 活きアジ(市販、1匹140円、サイズ16センチ)を仕掛けに取り付け、仕掛けを投入。

 私の狙いは、地合いに沖からベイト捕食のため回遊してくるアオリイカ。(水深12メートルの場所で、タナを10メートルに設定)

 鈴木さんの狙いは、シモリ直上に、ベイト捕食のため回遊してくるアオリイカ。(水深8メートルの場所で、タナを6メートルに設定)

 フルキャストして、約40メートル沖に着水したウキが、その後、まったく動かない。鈴木さんの、約30メートル沖のシモリ直上に着水したウキも、その後、まったく動かない。 本来なら、潮の流れにのり、ウキが流れるはずが、潮が動かない湖のような状態のため、ウキが動かない。潮が動かないと、アオリイカの接岸する可能性が激減するため、当たりの期待は薄い。お手上げ状態。到着時の期待は裏切られ、すでに4時間が経過するもウキは微動だにしない。日が暮れ、電気ウキに灯かりを付ける。

写真2

当日の潮は、19時24分満潮の中潮。潮が大きく動きだす17時から満潮潮止まりの19時24分頃と潮が下がりだす22時以降が狙いどころで、特に夕マズメは、マズメと潮の動きが重なる、アオリイカが回遊する絶好のタイミングだ。

当日の潮位グラフ

18時、これまで、微動だにしなかった浮きが上下左右に揺れ、アオリイカの前当たりを示す。潮が動かずキャスト時とほぼ同じ位置にしかなかったウキが左、左へと動きだす。経験上、釣れる瞬間だ。次の瞬間、電気ウキが海中にスパッと消し込み、ウキの姿が海面から消える。糸ふけをとるとアジの重さ以上のズシリとした重みを感じることができる。そこで、竿先を海面すれすれの位置から、力いっぱい自身後方へと大きく合わせを入れる。竿がひん曲がり、ドラッグが逆回転。ジーーーー。竿先がゴンゴン叩かれる。魚やな~。泳ぐストロークの短さ、ほどほどの重さから、サメのヒットだと推定。PE0.8号、道糸3号の当日使用のタックル(当日のタックル図)でも、サメの泳ぎなら、やり取り可能だ。やり取りすること数分。ふっと軽くなる。サメのギザギザの歯でラインが切られたと推定。回収した仕掛けのラインは予想どおりのザラザラ状態。隣で竿を出していた地元のおいやんから、「にいちゃん、ここサメ多いんや~」嘘でしょう~サメって冬から春のイメージがあるんですが、この時期も当たります?「年中いるわ~。」あちゃ~やってしもうた~太刀魚を避け安全に夜釣りを楽しむ予定が、太刀魚よりアオリイカにとって最低なサメがいる地域とは。その後、鈴木さんと計4回、サメらしい当たりで仕掛けを切られ、諦めモードに。

19時20分 鈴木さんのウキが海中1メートルほど沈んだ状態で、海面に電気ウキのボワーンとした灯かりがにじむ。アオリイカの居食いを示し、大きなアオリイカの当たり方だ。ただ、鈴木さんとサメやろ~と話しながら、鈴木さんはサメを疑い、大きく合わせる。鈴木さんの竿は、ひん曲がり、アオリイカ特有のジェット噴射が始まる。鈴木さんから、「デカい。イカや~」の声が漏れる。ジェット噴射の大きなストロークでドラッグが逆回転するたびに、冷や冷やする。慎重に海面に浮かせたアオリイカを足元まで寄せる。タモ入れをする自分。タモに入った大きなアオリイカは、1300グラムの良型であった。

写真3

鈴木さんと握手をして喜ぶ。日本海では、なかなか見ることができないサイズだ。ここに来た価値があった。

アオリイカが釣れると断然やる気が出る。もうサメの心配はないだろうと思いきや、自分がキャストした場所には継続してサメの当たりが出る。沖への狙いを変更し、釣り座から約5メートル先の足元で、水深が急に落ち込んだ場所に仕掛けを投入する。(水深7メートルの場所でタナを5メートルに設定)

22時30分 潮が下がり出し、これまで湖のような海面で、動きがなかったウキが右へと流れ出す。次の瞬間、スパッと海中にウキが消し込む。糸ふけをとると、これまでのサメと違い、ゴンゴンと竿先が叩かれる感覚がない。アオリイカ特有のドシッとした重みを感じたと同時に、海面すれすれの位置にある竿先を自身後方へと力いっぱい大きく合わせる。ひん曲がる竿。思わず、乗った~と叫んでしまう。アオリイカのジェット噴射が心地良い。足元でヒットしたため、ゴリ巻きでアオリイカをすぐに浮かせる。ナイスなサイズが海面に姿を見せ、鈴木さんにタモを入れてもらう。1200グラムのナイスサイズ。

写真4 写真5 写真6

サメの当たりに苦しんで、なんとか、捕獲したことで喜びが大きい。

 アオリイカの当たりは、鈴木さんとともに、1回ずつ。厳しすぎる状況であったが、良型の登場で良しとしよう。

 今シーズンの紀伊半島は、例年に比べ、アオリイカのサイズ、数とも良いと聞く。今後を期待してシーズン開幕戦を終了とした。