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毎度です

僕ら50歳代の音楽好きなオッサン世代にとって、1980年代に爆発的な人気を誇った「MTV」は音楽と映像を結ぶセンセーショナルな出来事でおましたな。
若き僕もご多分に漏れず、毎週土曜の深夜に小林克也がMCを努めた最新ヒットのMTVを流す『ベストヒットUSA』は必ずチェックしていました。
そうそう、当時に売出し中だったダウンタウンやウンナン、野沢直子に清水ミチコといった面々が出演していた「夢で逢えれば」からの流れで観ていました。

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でっ、そのMTV といえばキング・オブ・ポップス=マイケル・ジャクソンでんな。「スリラー」、「ビリー・ジーン」、「ブラック・アンド・ホワイト」など名作MTV が数々ありますが、極め付けはやはり「今夜はビート・イッツ」‼
マイケルの赤い革ジャン姿もカッコよろしおましたが、なんといってもいま聴いてもゾクゾクとする曲中に流れるエドワード・ヴァンヘイレンのライトハンド奏法とピッキング・ハーモニックスが冴えわたる間奏のギターソロが最高でんな。このフレーズを完全コピーしようと毎晩のようにギターを練習したのが、昨日のことのようですわ
ホンマ「光陰矢のごとし」というヤツでんなぁ…。

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さて、今回の投げ釣り話のネタですが、これまたキング・オブ・ポップスではなくてキング・オブ・釣魚ともいえるクロダイ/span>がお題です。
投げで狙うクロダイ(チヌ・キビレ)といえば、水温が下がる厳寒期を除いた春~初冬までが釣期だと考えてよろしおまっしゃろな。イヤ、温排水が流れ出る限られた湾岸エリアや河口といったフィールドでは厳寒期でも盛期と変わらない活性をみせるパターンもおまっから、ポイントによっては周年のターゲットともいえまっせ。

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でっ、投げクロダイといえば押しなべて型が良いのが特長です。その中でも50㌢UPの“年ナシ”と呼ばれる大型を狙うとなれば、春(4~5月)に産卵を目的として接岸する「乗っ込み期」にチャンスが巡ってきます。
この時期に釣れる大型は抱卵して身重なためか抵抗が弱く、釣味はイマイチ。でも、それだけに大型が獲りやすいというメリットが生まれまんねんけどネ。
逆にクロダイの数が狙って釣れるのは秋~初冬。この時期は20~35センチ前後の中・小型が多くなりますが、うまく魚群を探り当てれば2ケタの釣果も期待できまっせ。それにこの時期のクロダイは落ちへと向かうことでベストなコンディションをキープしていますから、サイズに割にはパワフルな抵抗をみせてくれる面白さがおまんねんで。

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投げクロダイのポイントとなるのは、サーフに地磯・沖磯などの磯場、河口といったフィールドが定番。これらのフィールドでクロダイが捕食回遊を行うスポットへ的確にエサを置き、アタリを待つのがセオリー。その回遊ルートとなるのは、この連載で口が酸っぱくなるほど繰り返している「海底に変化のあるエリア」。投げ釣りにおけるポイントを形成する地形条件として、このファクターだけは絶対にハズせまへんで。

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その例としては、付近に大小のシモリが点在し、なおかつ縦横に走る落ち込みや窪みが形成されたスポットを沖にもつサーフ。また、磯エリアにおけるシモリ際やその周辺、河口エリアでは深く浚渫された船道や中洲へと続くカケ上がりといった場所があげられまっせ。
また、遠投でアプローチするスポットだけではなく、日中にサビキ釣り師がアミエビを絶え間なく撒く波止際のテトラ基部や捨て石の周辺、磯釣り師がふんだんにオキアミを撒く磯際などの近投スポットもクロダイの好ポイント。

このようなスポットは潮当たりや汽水域などの条件でエサとなる小動物が生息しやすい、または撒きエサが海底に残る環境が生まれます。さらにクロダイが身を隠す避難場所となるシモリ根及びテトラなどの構造物、係留されている船下の陰などが近いという条件も加わり、捕食回遊のルートとして条件を満たしていることになりまんねんな。

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ポイントの潮通りについては、さほどこだわることはおまへん。たしかにクロダイと混生するマダイが好むような「潮のメリハリが効く潮表のポイント」が有利に働くケースもおますが、湾奥の潮が効かないポイントなどでも平気で食ってきますからネ。また、水深の有無もノープロブレム。狙いのスポットが回遊ルートに入っていれば、たとえ3~4m前後の超浅場であっても必ずアタリを出してくれるモンでっせ。まっ、その時期にクロダイが取る行動パターンを読み、実績などのデーターと考え合わせて竿を出すポイントを選定したいもんでんな。

…てなことで、投げクロダイは次回へ続くでっせ