11月30日 こんな感じかな

今日は天気予報では雲が出てくると言っていたこともあり、波が出てくるかなと思っている。

「おはようございます」

「おはようございます。来てくれてありがとう」

宮崎から、古くからの釣り仲間で、何でも気軽に話の出来る友、金丸さん(通称、金やん)が来てくれた。

「俺さ、船酔いしないし、ずっと前に鯛ラバもやってたんだよね」

「ジギングも、あの頃はスローなんて無かったから、今日は練習のつもりで来たよ」

「ありがとう、何か釣れると良いね」

「竿の準備が出来たら、行こうか」

ベイトの集まっていそうな、沖合のポイントを目指す。

「思っていたよりも波があるね」

北の風が吹いて波が立ち、ウネリが北東から寄せている。

そんな中、金丸さんが釣り開始。

スロージギングのシャクリの練習からスタート。

「ジグが横にスライドしたり、落ちていったりする感覚ってこんな感じなのかな」

スロージグの独特の感覚のシャクリ方を練習。

時折「おっ」と合わせが入る。

「なんか触ってくるけど、乗らないね」

「青物が来ないかね」

シャクリ方の要領を掴むべく、時にゆっくりと、時に早くリズムを変えながらジグを操る。

「なんか触った」と合わせが入るのだが、昨日からの食い渋りが続いているのだろうか。

ポイントを変えてみると、「あっ、なんか来た」

上がってきたのは、外道だったので直ぐに放流。

「なかなか本命が来ないね」

その内、風が北東に変わり白波が立ち上がり、波頭が返るようになってきた。

「ポイントを変えようか」

大島方向に移動する。

「ここは、風が当たらないね」

「今度は、鯛ラバをやってみるよ」

「瀬が荒いから、根掛かり気をつけてね」

私も、一緒に竿を出す。

すると、私に最初にアタリが来た。

上がってきたのは、真タコだった。

「うわっ、タコを扱うのは苦手」

金丸さんが笑っている。

「頭を返せば大丈夫よ」

私には、それが出来ない。

今度は金丸さんにアタリが来た。

型の良いアカハタだった。

タコでバタバタしていたこともあり、写真を撮り損なった。

「でも、今日はアタリはあるけど乗りがイマイチだね」

「大潮で潮の動きが良くないよね。下潮がはっきりとしない感じだよね」

「みんなアタリが少なくて苦労して居るみたいだよ」

他の仲間達に連絡すると、「アタリが少ない」と、返事が返ってくる。

中には「フグが多くなってる」と、困った返事もあった。

ベイトは居るのだが、大潮が過ぎて下りの中潮に期待かな。

「帰ろうか」

昼過ぎ、北東の風が強くなってきたのを切っ掛けに帰港した。

「今日は、来てくれてありがとうね」

「又近いうちに仲間と来るよ」

「今度は良い天気だったら、沖の面白いポイントに行こうや」

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