沼島遠征釣行最終日。

昨日、良型のサワラが釣れたテトラ帯に
エントリーしたかったが、
昨晩から断続的に降っていた雨のため
濡れたテトラは危険と判断して
この日は泊波止の赤灯台に入った。

足場が安全なので暗いうちに現地着。
まずはミノーでスローに探る。

夜明け前ぐらいにゴツンと感じる
かなりいいアタリがあったが
魚はハリ掛かりせず。

夜明けとともにルアーをトップに切り替え、
マヒペン107 ホロピンクカラーで広く探っていく。

時折、シーバスらしい単発のボイルが出るが
いずれもルアーの届かないところ。
そのうち、そのボイルも出なくなってきた。

空は明るくなっていくし
この日はもうダメかと半ばあきらめかけていた時、
ルアーの射程圏内でボイルが出た。

急いでルアーを回収してボイルのあった
少し向こうにキャスト。
そこからパニックアクションでペンシルを引いてくる。

ボイルのあったところを通過。
1メートル通過、2メートル・・・。
ダメか、と思った瞬間、バッシ~ンという音ともに
大きな水柱が立ち、ロッドに衝撃が伝わった。

魚の姿は見えなかったが重量感のある
重々しい引きは間違いなくシーバス。
しかもなかなかの良型のようだ。

ていねいにやり取りして魚を浮かせ、
タモ入れしたのは76cm、3.2kgの
丸々と肥えたシーバスだった。

素晴らしい魚を釣らせてくれた
沼島の海に感謝して
今年の沼島遠征釣行を終了した。