水温が安定しているポイントを狙え!12月のエギング【ジャイアン氏連載記事No.04】 | カンパリプラス

掲載日: 2016/12/08

水温が安定しているポイントを狙え!12月のエギング【ジャイアン氏連載記事No.04】

みなさん、ご無沙汰しております。高知の梶原です♪

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いよいよ今年も残すところ1ヶ月を切りました。12月に入り四国西南部の寒さも強くなり、この時期恒例のめっちゃ強い北西風が吹き荒れております。

では、エギングは?と、いいますと・・・・・、北風が吹くと北から冷たい海水が南下してきます。そのため水温が全く安定しません!ってことは、水温変化に敏感なアオリイカがショアから狙えないDEEPエリアに落ち込んでいってしまうという、エギング極寒期にも突入する時期なのです。しかし、ご安心を!こんな時期でも狙うポイントさえ分かれば、決して釣れないわけではないのです!

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では、どういったポイントを狙うの?それは、ズバリ!水温が安定しているポイントです。具体的に言うとすれば、潮が淀まない所で、よく潮が動くポイントを狙ってみてください。バケツとかに溜めた水は凍るけど、流れている水は凍りにくいですよね。潮が動くということは、水温が下がりにくいということなので、ご自分のフィールドで探してみてください。

後もう一つ!水温が安定している時間帯を狙ってください。水温が下がりきって安定した時か、更には水温が上がりきって安定した時間帯を狙うのです。っという事は、朝夕のマズメ時か、太陽が昇りきった午後からなんかがチャンスタイムなんですねぇ~。そんな感じで狙ってやると、この極寒期でも必ず結果はついてくると思いますよ!

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では、そんな極寒期でのエギング釣行を紹介したいと思います。

この時期、私は比較的朝はゆっくりスタート。この日もフィールドへ到着したのが、10時前!ユニチカのエギエスツーβ3.5号Nで実釣開始。

しっかりとボトムを取りスラックジャークでエギを跳ね上げてみると、いまいち潮が動いていないしエギも冷たい・・・・・、まぁエギが水中に入っていないと釣れるものも釣れないから、ランガンしながら各ポイントを探っていったのですがノーバイト。

しかし、状況が一変したのは潮が止まる前のタイミングで、午後からの水温が安定してくる時間帯でした。

再度、潮が動く実績場に入り直しエギをキャスト。ボトムまでエギを沈めスラックジャークでエギを跳ね上げてみると、いい感じでエギに潮が絡んでおります。

オマケに午前中よりエギが温かい!チャンスタイム突入と思い、集中力を高めてフリーフォールさせているラインの動きを見ていると、一瞬ピクッと動く小さなアタリが!

きたぁ~、ラインスラックを巻き取りバシッと合わせを入れ、フッキングすることに成功。アオリイカの特徴的なロングストロークのある引きを堪能しながらキャッチすることに成功し大満足。

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やはり自分の釣りで狙ったように釣れると最高ですよね(笑)。

また、この時期は春の釣りのようにスローな釣りを心がけてやってみてください。私たちも寒いと動きが鈍くなってくるのと同じだと思いますよ。

また、アタリの出方も小さくて見逃しがちになりますので、集中力を高めてラインの動きを観察してくださいね!

それでは、寒さも増してくる時期に突入しましたが、フィールドへ行かなければ釣れませんので、ぜひ通って良い釣りをしてくださいね♪

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