四国秋イカ調査【ジャイアン氏連載記事No.01】 | カンパリプラス

掲載日: 2016/09/02

四国秋イカ調査【ジャイアン氏連載記事No.01】

みなさん、初めまして! 高知県宿毛市在住のエギンガーの梶原です。

この度ご縁があり、連載レポートを書かさせていただくことになりました。エギング歴は14年ほどで、メインフィールドは四国西南部!北は愛媛県宇和島市、南は高知県土佐清水市付近までを、アオリイカを求めひたすら釣りに行っております。年間釣行回数は、時間があれば海へ!を、スローガン?にしており1年の半分以上は海へ行き、シャクリ倒しております。

って、自己紹介はこの辺りにして本題へ!

9月に入り、四国西南部は朝晩すっかりと涼しくなってきて、季節は秋の雰囲気を漂わせるようになりました。そう!秋といえばアオリイカの数釣りシーズン!この夏の釣行で、めっちゃ数がいるのを確認しておりましたので、ワクワクしながら愛媛県南宇和郡愛南町へ秋イカ調査へ出かけてきました。

この日の潮回りは大潮。フィールドに到着したのが、下げのタイミング。先ずは秋の超メジャーポイントで、愛用しているユニチカのエギエスツーβ3.5号Nで実釣開始。ボトムからHPSJ(ハイピッチショートジャーク)で、中層付近まで一気にエギを跳ね上げてカーブフォール。すると、ラインにアタリが!軽く合わせるも乗らない・・・・・。

今度は表層までエギを一気に跳ね上げてステイさせると、後ろから数ハイのアオリイカがエギを追尾してきて触るのみ(汗)。いまいち抱ききらないので、今度はエギエスツーβの3.0号Nにサイズダウンさせて同様に誘ってやると、すぐに答えが帰ってきました!200㌘程度のアオリイカでしたが、めっちゃ高活性でエギを引ったくっていきました。

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居るのが分かればこっちのもので、同様のメソッドで誘ってやると釣れる釣れる♪この1ヵ所で粘っても釣れたんでしょうが、この日のテーマは「秋イカ調査」!ここから得意とするランガンスタート!各漁港で湾奥のストラクチャー回りやブレイクライン、または船を係留しているロープ回りを攻め、順調に各漁港で200~400g程度を3~5ハイ釣り歩きました。

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しかし、どうしてもとんかつサイズ以上が欲しくなりDEEPエリアを攻めに行ってみました。

時間をかけて3.0号Nをボトムまで落とし、スラックジャークをかけフリーフォールで誘っていると、着底よりは早いタイミングでラインが止まったので合わせを入れると、すっぽ抜け・・・・・(汗)。HPSJでエギを一気に表層まで上げてくると、エギの後ろから推定700㌘はある個体が追尾!水平フォールさせているエギを、突然フリーフォールさせて落としてやると、もの凄い勢いでエギを全抱き!きたぁ~!って思い、鬼アワセを入れると、またすっぽ抜け。しかも最悪なことに、カンナがイカの身体に触れてしまったのか、墨をピュッと吐いてまた深場へ落ちていってしまいました(泣)。

なんだかガッカリな最後となってしまいましたが、このサイズが居ることが分かったのでヨシとしよう!

結局この日は、400㌘頭に二桁釣果(20ハイ以上は、いったなぁ~)を出すことができ大満足!楽しいシーズンがINとなりました。

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秋イカは簡単に誰にでも釣れるんですが、狙うポイントをしっかりと見極めて、エギをオーバーアクションさせイカの捕食スイッチをONにすることで、さらなる釣果アップを図ることができます。その辺りのことは、また今度書かさせていただきますね!

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